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The Explorer's Explorer
テッドサイモン

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現在トライアンフのオーナーですか?

トライアンフで世界を駆け巡る - テッド・サイモン

1973年にトライアンフを選んだのは何がきっかけですか?
日本車はやめておけと言われましたよ。世間では日本車がまだ信頼性に欠けると考えていたんですね。私は長丁場をこなしてくれて、整備がしやすいモーターサイクルを希望していましたから、トライアンフが一番頼りになると考えました。

2001年に今度はモーターサイクルで9万5千キロの旅を企画されました。どのような変化を感じましたか?
大きな違い、そうですね人口の爆発は驚くほど明らかでしたよ。以前訪れた場所に行ってみるとそこは、多くの移民や新しい建物、新しいスラム街などにほとんど飲み込まれていて、この土地が田舎に住む人々の数を支えきれず、人は都市に流れ込み、そこには職がありませんでした。

旅の途中で、幾多の困難な場面に遭遇したと伺っていますが、そんな時でも進み続けられたのは何の力によるところが大きかったのでしょう?自分の中に、それを成し遂げることができるという強い意志があったからでしょうね。
もっとも困難だったのは、残忍な軍部独裁政権時代のブラジルで監禁された時で、もう二度と出られないだろうと本当に思いました。旅を続けさせてもらうことがもっとも重要なことだったので、それができた時にはこの世界で生きているという命の喜びを感じたものです。

テッド・サイモン財団が公式に発足したのは10月5日ですが、その目的は何ですか?
立ち上げたきっかけは、単にスリルや冒険を求めてではなく何かを心に抱きながら旅行する人々の考えを後押しし、育てていくことに喜びを見出したからです。私はもっと多くの人が自分の目と頭を使って旅行するようになれば、世界中の問題が根幹から少しずつが減るだろうと信じています。

The Explorer's Explorer Ted Simon

1973年、トライアンフタイガーで世界の探検に出発し、その体験を「Jupiter’s Travels」という本にまとめた冒険家がいる。その人の名は、テッド・サイモン。現在、彼の意志を継ぐテッド・サイモン財団では、旅行者たちが自分達の印象的なストーリーを語る手助けをしている。そしてこのたび、本誌編集員が彼のインタビューの機会を得た。以下は、そのインタビューの内容である。

テッド・サイモン財団